CakePHP 2.3.8 変更点
- 公式アナウンス
- セキュリティリリース
- AssetDispatcher を有効にしている(デフォルトでは有効)アプリケーションが対象
- CakePHP 2.2.9 も同時にリリースされている
- このバグに対する詳細は、後日、公式から発表されるそうです。
- このバグは2.0.5から存在するが、2.0系、2.1系のリリースはない(1.x系は未調査)
- AssetDispatcher を有効にしている(デフォルトでは有効)アプリケーションが対象
主な変更点
ドキュメント・テストケースの修正は除きます。
Console
ExtractTask
I18nShell のプラグインのバリデーションメッセージを正しく表示できるようになったExtractTask
App::objects の第3引数を false に設定- 第3引数はキャッシュ設定、Console 時は、常にキャッシュしない方針だが、ここだけキャッシュをしていたので他と整合性が取れるようになった。
ServerShell
カスタム documentRoot を設定したとき、その後のパスが正しくなかったのを修正ServerShell
静的ファイルのクエリーパラメータ付のリクエストが処理できなかったのを修正- クエリーパラメータ付のパス名を file_exists でファイルが存在するかどうか調べていたのを修正
Utility
Inflector
複数化できる単語を追加
CakeResponse
send
206 ステータスコードの Content-Range を正しく処理できるようになった。- rfc2616 に準拠した Content-Range を返すようになった。
- 416 Requested Range Not Satisfiable (リクエストしたレンジは範囲外にある。実ファイルのサイズを超えるデータを要求した。)を追加
Component
AuthComponent
2.3.7 での redirectUrl メソッドのリグレッションを修正- 2.3.7 の修正で、サブディレクトリを含めた redirectUrl が正しく動作しなくなっていた。