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zaininnari Blog

分析とは、関数を見つけること 〜拡散している情報をまとめる技術〜

例えば、子供に対して、「嫌いな食べ物アンケート」を取り、その報告を行うことを想定します。
得られたアンケート結果を集計すると、上位には以下のような7項目がありました。

これをどのように報告したら、良いのでしょうか?

単純に、「子供が嫌いな食べ物は、・・・、・・・、・・・です。」と項目を列挙して報告したら、「ふーん」や「それで?」で済まされてしまうと思います。

「ふーん」や「それで?」と返されてしまうのは、報告の内容が、報告を受ける側の欲しい情報とマッチしていないからでしょう。報告を受ける側が欲しいのは、問題と感じていることに対する解決策であるはずです。

分析とは、関数を見つけることである。
先生

関数(事象と事象との対応規則)を明らかにすることが、分析だそうです。
関数は、f(x)なんかを思い浮かべてもらうといいかもしれません。

  • x="ハンバーグ" を入れると f("ハンバーグ")="好物"
  • x="ピーマン" を入れると f("ピーマン")="嫌い"

という感じで、表すことができる状態まで達したことが分析になります。

ここまで行う利点は、文字で表現できるということは、他人にも理解してもらえるということです。

さて、アンケートに戻りますと、アンケートの目的があったはずです。「嫌いな食べ物と体の成長との関係」や「子供に栄養価のある食べ物を食べさせるため」などです。

「嫌いな食べ物と体の成長との関係」を見るならば、各項目の栄養素を調べ、成長との因果関係を示すべきでしょうし、「子供が嫌いな食べ物を食べさせるため」ならば、嫌いな要素、味が苦いやにおいがきついなどの視点で持ってグルーピングして報告すべきでしょう。

この因果関係やグルーピングが、関数に相当します。

  • 「人参」「ピーマン」「グリーンピース」「レバー」→「味で嫌がられる」
  • 「刺身」「納豆」→「においで嫌がられる」

など、それぞれの共通要素をまとめることで、理解が進みやすくなります。「味で嫌がられる」など、より上位の段階の要素を見つけることは、報告を受ける側の問題意識に近づくポイントになります。

「子供に、ピーマンを食べさせるには、どうすればよいか?」という問いに対しては、「味で嫌がられる」ということが判明しているため、苦味をなくすために油を使った料理にするや、ペーストにして味を拡散させるなど、苦味をなくす方策を提案することができます。

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